ラップは一人で作ることも出来ますが、何人かが集まり、研修を受けたファシリテーターと共に、参加者がそれぞれの経験を持ち寄って学ぶ、ラップクラス(グループ)に参加することをお勧めします。
そこは専門家や先生とみなされる人が、ラップについて教える場ではありません。ラップの学びは、誰もが自分についての専門家であり、どのように生きるかを決めるのは自分自身である、という見方に基づいています。ラップクラス(グループ)は、元気に大切な5つのことやラップを題材にして、自分について振り返り、それぞれの経験を持ち寄ることで、その場に参加している誰にとっても、生きることへの新たな学びを生み出す機会になるでしょう。
ラップクラス(グループ)に定まった形式はありませんが、アメリカで一般的に行われているのは、参加者数が8〜12人程度のグループを二人のファシリテーターが進行し、一回2時間、週一回集まり、8週間で終了する流れです。日本では3日間の集中クラスの形式が多く用いられています。その他にも、地域の事情に合わせて、さまざまな形態で行われています。(ラップクラスの開催情報に関しては、日本のコミュニティの欄をご参照ください)