アメリカでラップの普及と研修の責任を担うコープランド・センターは、ラップクラス(グループ)の進行役を務めるファシリテーターは、5日間のファシリテーター養成研修を修了することを求めています。日本でもコープランド・センターが定めた様式を取り入れています。養成研修では、ラップの価値と倫理、クラス(グループ)の進め方など、ファシリテーターをするときに大切な事柄について、対話や実技演習を通して学びます。
5日間の研修で取り上げる事柄は次のようなことが含まれています。
- 居心地の悪さを迎え入れるための(安心のための)合意について。
- ラップで大切にしてる価値と倫理について。
- 元気に大切な5つのことについて。
- ラップの本質(エッセンス)について。
- ラップの集まりに持ち込まれるかもしれない、人々の思い込み・先入観について。
- 経験の言葉で語るということ、経験を共有することがもたらす力について。
- ファシリテーションについて。
- ワークショップで遭遇するかもしれない、難しい状況での対応について。
ファシリテーター養成研修に参加するうえで望ましいことは以下の3点です。
- ラップクラス(グループ)に参加した経験があること
- 自分のラップを持っていること
- 5日間すべての日程に参加できること
ファシリテーター養成研修の開催予定については、こちらをご参照ください。