HOME > WRAPの骨子 > 深刻な乱れを知らせるサイン

深刻な乱れを知らせるサイン(調子が悪くなってきたとき)

 大きな困難がふりかかってきたり、いくつかの困難が積み重なったり、あるいは、ちょっとしたきっかけで、"いい感じ”の流れに深刻な乱れが生じることがあるかもしれません。

 状況に圧倒され、自分を見失ってしまいそうなときです。そのようなときでも、自分のためにできることがあります。ここがとても大切なときです。深刻な乱れの渦中にいると、そのことに気がつかなくなっていることがあります。そのことに気づかせてくれるサインをあらかじめ考え、書き出しておくことで、何か手を打つべき大事なときなのだと気づきやすくなるでしょう。

 そして、深刻な乱れが生じているサインが出ているときに、毎日すべきことの行動プランを書きます。ここでは思い切った行動をとる必要があるでしょう。そのような状況を引き起こしていることに働きかけるための道具、また、そのような状況に置かれている自分をいたわるための道具をプランに入れておきます。プランは“するべき”ことを多く含んで、選択の余地があまりない、自分に明確な指示を出すようなものにしておきます。