ラップは、親子関係、夫婦関係、友達との関係、職場の関係、地域の集まりの関係など、二人以上の人が交流する関係性の元気のために活用することが出来ます。
例えば、
- あなたは職場の同僚とどんなふうな関係でありたいと思っていますか?
- どんなことが、そのような関係作りに役立つと思いますか?
- どんなことが、関係を乱す、きっかけになるでしょうか?
- 関係があまりうまく行っていないことを知らせてくれるのは、どんなことでしょうか?
- 関係がうまく行っていないように感じるとき、望むような関係性に向うために、どんなことが役立つでしょうか?
関係性ラップを作る手順は、自分のためのラップを作るときと同じです。違うのは、自分ひとりで作るのではなく、相手の人やグループのメンバーと一緒に作ることです。自分のラップは全てを自分で決めればよいのですが、関係性ラップを作るときには、メンバー間で意見の相違がある場合、何をプランに取り込むのかについて、お互いに納得するまで話し合って決めることが求められます。
また、関係性ラップは相手の人やグループのメンバーと一緒に作るのが望ましくはあるのですが、ある人との関係を思い浮かべ、自分のパートについて考えた、自分の関係性ラップを作ることも出来るでしょう。